
毎日テレビや新聞などでガンや入院したときの保険のCMや広告を見かけます。見ない日のほうが珍しいのでは?と思うほどです。
で、興味を覚えて、パンフレットを請求してはみるものの、簡単そうに見えてなかなかややこしいものです。さらに複数の保険会社に請求すると、もうそれだけで満足してしまって、あとはほったらかし、というようなこともあるかもしれません。
ここではその医療保険を少し整理してみたいと思います。 じつは筆者には、保険(生保・損保)の代理店としての立場と、FP(CFP®認定者、ファイナンシャルプランナー)としての立場という、2つの立場があります。
今回は後者のファイナンシャルプランナーの立場で、商売色を消した、「医療保険の選び方」について書いてみたいと思います。
医療保険とは
文字通り医療に関する保険です。つまり病気やケガで入院したときに、モロモロのお金を支払ってくれる保険です。 医療保険から支払われるお金のことを「給付金」と言っています。
これに対して一般的な「生命保険」というのは、基本的には、亡くなったときの保険(死亡保険)ということになります。生命保険で支払われるお金はご存知「保険金」ですね。
ガン保険とは
これは医療保険の仲間です。上で説明した「医療保険」は病気やケガ全般、なんでも面倒を見てくれますが、このがん保険は「ガン専門」です。



1日いくらなのか?
その保険では「入院したら1日1いくら」支払われるかというのが、一番基本的な保険の条件です。
何日目から支払われるの?
最近では日帰り入院というものもあるようで、1日目分から支払われる保険が増えてきましたが、昔から生命保険に特約でセットしているという場合、5日目からという保険が基本です。
入院日数
これは
- 1回の入院で何日まで入院できるか
- 通算では何日入院できるのか
という2つの数字があるはずですので、注意して見て下さい。
1回の入院日数が60日まで、120日まで、360日までと、限度が多くなるにしたがって保険料も上がります。最近では入院日数は少なくなる傾向もありますが、一度退院してまた再入院するということ可能性もありますし、保険としては多いに越した事はありません。
例えば入院1日あたり1万円の給付金で60日入院したとすると、受け取れる入院給付金は60万円です。これでもし、保険料が月々5千円で10年間加入していたとしたら・・・そういう観点で考えてみてください。
手術給付金とは
手術をしたときに受け取れる給付金ですが、これは手術の種類によって決められています。入院給付金の額の10倍・20倍・40倍という具合です。ちなみに入院せずに手術だけした場合でも、受け取れます。
保険期間と保険料の払込
保険期間は一般に「終身」「10年」があります。
「終身」は、保険が一生涯続くということです。
「10年」は保険が10年で満期になるということです。
通常、10年経つと、10歳加えた年齢で保険料が計算されます。つまり一般的には保険料が高くなって、自動的に更新されます。(もちろん事前に通知はされます。)
そして、90歳まで(東京海上日動あんしん生命の場合)更新できます。
「終身」には、保険料の払込方法が「終身」払い続けるタイプと、ある年齢まで、例えば60歳までにすべての保険料を払い終えるというタイプ(もちろん保障は終身続きます。)があります。
保険料は、毎月口座から引き落とす方法や、年1回引き落とすタイプなど選ぶ事ができます。
以上を踏まえてみれば、違いがわかりやすいかと思います。
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